NPO法人と認定NPO法人

認定NPO法人とNPO法人の違い。

認定NPO法人とは一定の要件をみたしていると国税庁長官が認めた法人のことです。
NPO法人は内閣府や都道府県で認証されたものです。これがステップアップしたものが認定NPO法人です。認定NPO法人になるといくつかのメリットがあります。例えば誰か個人が寄付をしてくれた場合には寄付金控除を受けることができます。寄付金控除では所得控除方式か税額控除方式のどちらかを選べます。

 

そして法人が寄付をした場合は損金に算入できる金額が拡大され、相続人が相続財産を寄付した場合は寄付をした相続財産は相続税が非課税となります。そして認定NPO法人が法人税上の収益事業を行った時はみなし寄付金制度によって減税措置を利用できます。

 

そして認定NPO法人として認定されるためには公益性のある団体であるということが求められていますし、認定申請の時には審査があります。
その時に提出する書類ではより多くの情報公開が行われているかどうか、広く一般から支持を受けているかどうか、その活動や組織運営が適正に行われているかどうかということがチェックされます。認定のための条件は7つほどあります。法令違反などがないこと、設立から1年を越える期間が経過していること、情報公開や運営組織などが適正であること、メインとする活動が共益的な活動であること、パブリックサポートテストをクリアしていることです。

 

この中で一番難しいと言われているのがパブリックサポートテストです。これを判断する時には寄付者の人数や寄付金額、寄付金収入の割合などが判断基準のルールがチェックされます。パブリックサポートテストには相対値基準と絶対値基準の2種類があります。申告の時にはどちらか一つを選びます。このテストをクリアするために有利なのは絶対値基準を選択すると比較的クリアしやすいです。この基準では1年間で3000円以上を寄付する人が平均で100人いれば良いのです。もしこの条件をクリアできない場合でもこれ以外の条件をみたしていれば1度だけ3年間認定と同じ扱いをしてもらう制度もあります。